コラム

衣類に見られる汚れの種類

衣類の汚れは、いくつかの種類に分けられます。
汚れの種類によって特徴も異なるので、汚れ落としの際に知っておくと便利です。
今回は衣類に見られる汚れの種類と、それぞれの特徴を解説します。
▼衣類に見られる汚れの種類
■油性汚れ
動物性・植物性・鉱物性など、油分による汚れがあります。
具体的には、人から出る皮脂や飲食物に含まれる油・油煙・排ガスなどによる汚れです。
油性汚れはドライクリーニングで落ちやすく、水とは相性が悪いという特徴も見られます。
■不溶性汚れ
砂・ホコリ・すす・鉄粉などは、不溶性汚れに当たります。
これらは空気中に含まれており、気づかないうちに付着している場合が多いです。
■水溶性汚れ
油を含まない飲食物や汗は水に溶けやすく、水溶性汚れと呼ばれます。
汚れを放置してしまうと、衣類の変質や虫食いなどにつながるため注意が必要です。
■特殊汚れ
食品に含まれるでんぷんや血液中のたんぱく質・細菌・カビなどの汚れは、特殊汚れに分類されます。
特にカビは胞子の状態だと汚れに気がつきにくいですが、衣類の湿気・温度などによって繁殖しやすいので注意しましょう。
▼まとめ
衣類の汚れには複数の種類があり、生活のさまざまな場面で付着する可能性があります。
汚れを放置していると、衣類の変質や虫食い・カビの繁殖などが起こる場合もあるため注意が必要です。
『株式会社サンロジ』は、東京で衣料品の加工・検品業務などを行っています。
衣類の修理やリンキングほつれ・汚れ落しなどにも対応しておりますので、お困りの際はお問い合わせください。

関連記事