アパレルにおいて、B品という表示を見かけたことはありませんか。
B品がお客様の手元に渡ると、クレームの対象になりかねません。
今回は、B品についての詳細を紹介します。
▼B品について
■B品とは
商品は工場をはじめとする場所で製作され、さまざまな商品が店頭やネットショッピングで販売されています。
正規商品の品質基準をクリアしているものがA品であり、品質条件をクリアしていないものがB品です。
別名では、訳あり商品や規格外品とも呼ばれます。
品質の条件は企業やブランドで異なるため、検品を行う際にはそれぞれの条件を踏まえることが大切です。
■B品の判断基準
B品と判断される条件は、下記のものが挙げられます。
・製造過程・流通や販売過程で生じた糸のほつれ・染めムラ
・ボタンの外れ
・サイズの不備
・備品の損傷
・キズ
・汚れやシミ
■B品が生じる理由
B品が生じる理由はさまざまです。
染める際に使用した薬品が飛んで生じた小さな汚れをはじめ、機械の不具合によって生じた織り傷・汚れなどが挙げられます。
B品が検品で見つかると返品されたり、通常よりも低い価格で訳あり品として販売されたりします。
▼まとめ
B品とは機能性に問題はないものの、糸のほつれ・染めムラ・キズ・しみなどがある不良品を指します。
店舗で販売を行う前に、しっかりと検品してB品でないかを確かめるようにしましょう。
『株式会社サンロジ』では東京にあるさまざまな企業様や店舗様からご依頼をいただき、衣料品の検品や加工を行っております。
品質の伴った商品の販売をお考えの際は、当社へご相談ください。