洋服や布小物のシワを伸ばすには、アイロンが欠かせません。
しかし、素材によって、アイロンのかけ方が異なります。
今回は、アイロンにおける素材別のかけ方について紹介します。
▼アイロンにおける素材別のかけかた
■アクリルやポリウレタン
取り扱い絵表示には、アイロンマークとともに温度が記載されています。
アクリル・ポリウレタン・ポリプロピレンなどは、低い温度でかけるようにしましょう。
また、低温にはスチーム禁止という意味も含んでいます。
スチームをしたり、高温でアイロンをかけたりすると、生地が痛んでしまうので気をつけましょう。
■ウール・シルク・ポリエステル
中温が適している素材は、ウール・シルク・ポリエステル・ナイロン・レーヨン・キュプラなどです。
これらの素材を低温でアイロンにかけると、時間が掛かり過ぎてしまいます。
また、高温でアイロンすると、素材が変質してしまうので注意が必要です。
■綿や麻などの天然素材
綿や麻などは基本的に丈夫な素材で、熱に強い点も特徴と言えるでしょう。
丈夫で熱にも強い素材である綿や麻などは、高温のアイロンを掛けます。
ただし、綿100%や麻100％でない限りは、中温や低温のアイロンが好ましいです。
■混紡の素材
混紡の素材で作られている場合は素材をしっかりと確認して、低い温度の方に合わせるようにしましょう。
高い温度でアイロンをかけてしまうと、生地が傷んで変質する恐れが生じます。
▼まとめ
アイロンを掛ける際には素材をしっかりと確認して、適温でかけることが大切です。
また、混紡の素材の場合、低い温度でアイロンを掛けましょう。
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